通関士として働く魅力

通関士として働く魅力

「国際化時代の進展を担う、貿易実務のプロ!」
広告キャッチコピー的にいうと、通関士の仕事はそういうことになるでしょう。何か各国の人々と交流をして、華々しく活躍しているように聞こえますね。
実際のところ通関士の仕事は、少なくとも見た目としては、そのよう華やかなものではありません。外見的には、どちらかといえば一日中パソコンに向かう、事務屋さんの仕事として映るでしょう。通関士として働く魅力は、通関士の仕事を外側から見てもわからないでしょう。やり甲斐は、通関士本人の、内面で動いているからです。

  • 法令を遵守する正義感を持ち働けます。
    通関士の仕事は法律に基づいて行われます。国家資格者として財務省の認を得て、いわば税関(公務員)の代わりの役割を果たすのが通関士であるともいえます。世界の貿易が正しく公平に行われるためには、監督・指導をする立場は欠かすことができません。法令遵守という一種の正義感が求められており、そのことを遂行する立場であることが、通関士の第一のやり甲斐として挙げられるでしょう。
  • お客様(輸出入者)に貢献している、大きな満足があります。
    「税関を通す」というと、みなさんにはお役所的な仕事のイメージがあるかもしれません。しかし通関士の役割はあくまで、輸出入者である一般のお客様の代行者・代弁者として活動することにあります。港へ入ってきた貨物を予定通りに全国各地へ送り届けるよう、手際よくお客様をサポートするのが通関士の務めです。そのため、税関を通過するためには何が必要なのか、どのようにすればそれが手に入るかなど、下調べは徹底的にやります。どのような職業にも共通する、働くことの最も大きな喜びとは、「誰かの為になる」ことだと思います。通関士の仕事では、大きくそのようなやり甲斐が感じられます。
  • 生涯学び続ける仕事であることも魅力。
    これは業務を適正に行う上で欠かせないことですが、通関士にはさまざまな知識が要求されます。さまざまな勉強をする必要があるため、知識欲求の旺盛な方には、生涯興味の尽きない職業だということができるでしょう。
    海外の魚・野菜・果物などのめずらしい生鮮食品、鉱物資源、次々と開発されていく新種の化学製品や工業用部品…。海外から輸入される商品知識について、多様な世界が広がる仕事です。また品物それぞれに掛る税率や、現在(一週間単位)の為替レートについても正確に把握しておく必要があります。もちろん多様な法律知識もIT知識なども求められます。私自身、いくら勉強しても足りない、という感じがしています。社会人として、そして国際人として成長できる仕事です。

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