私が通関士になるまで

私が通関士になるまで

私は貨物輸送会社で働いています。新卒入社から社歴はすでに10年に。私の会社は、自動車・鉄道利用輸送、船舶利用輸送、倉庫業・旅行業などの事業を手掛けています。入社当初は旅行業を希望していたのですが、最初の配属先は、トラック輸送などの国内流通部門でした。その後は部署が変わり、いまは船舶利用輸送業を行う海運事業部で仕事をしています。事務所は東京湾を望む大井埠頭にあり、いまは毎日が大型貨物船の積み荷のチェックと向かい合う日々です。この部署で仕事をするようになるまで、まさか自分が通関士なるなんて夢にも思っていませんでした。

学生の頃の私といえば、通関士という資格があるのは何となくは知っていましたが、それが一体どんな仕事をする人なのかまったく知りません。船舶や航空機での輸・出入貿易業務の一端を担う役割に、「通関」という業務があることを詳しく知るようになったのも、この会社に入社をしてからのことです。

私はいまの部署に変わって通関のサポート業務をするうちに、だんだんと通関士の役割やその重要性を理解するようになりました。そしてこの仕事を続けるのなら、ぜひとも通関士の資格を取得したいと思うようになったのです。

その当時は人員的な体制のこともあり、タイミングが良くラッキーだったと思います。世代交代もあり、当時は会社も社員に通関士の資格を取らせるよう積極的だったのです。私も資格を取得したい意思を伝え、先輩のベテラン通関士から試験勉強の仕方などを教わり前進することができました。

私のようなケースを世の中一般には「社内転身」と呼ぶのかもしれません。それまで資格といえば普通免許しか持っていなかった自分が、国家資格を持つ専門職を目指そうとしているのがなんだか不思議な気持ちでした。

しかし正式に通関士となり通関の手続きを任されるようになれば、それまで以上に充実した働きができるのは容易に想像できました。毎日、時間との戦いの中でたくさんの手続きを行い、活き活きした目で仕事をしている先輩通関士を、同じオフィスで大勢見ていたからです。そのような先輩たちの働き方なども織り交ぜながら、通関士の仕事の魅力について紹介していきますね!

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